あなたは自分の「髪の生え際」が気になりますか?
「気づいたら生え際の髪が少なくなって、透け感が目立っている」「額が広くなってきた」という方もいるかもしれません。
今回は成人男性490人にアンケートを実施。
「生え際の後退に気づいたきっかけ」や「生え際が後退してきた際の対処法」について聞きました。
調査概要
- 調査対象:全国の成人男性
- 調査期間:2023年2月14日~27日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:490人
- 回答者の年代:10代 0.8%/20代 13.3%/30代 33.0%/40代 29.8%/50代 15.3%/60代以上 7.8%
髪の生え際の後退が気になっている男性は67.6%
成人男性490人に「生え際の後退が気になっているか」聞いたところ、「とても気になっている(23.9%)」「多少気になっている(43.7%)」が合わせて67.6%という結果に。
なお、年代別に聞いた結果は以下の通りです。
どの年代でも「多少気になっている」という人がもっとも多くなりました。
また「とても気になっている」という回答も、すべての世代で2割を超えています。
「とても気になっている」「多少気になっている」の合計がもっとも多かったのは40代で7割を超えました。
髪の生え際の後退が気になったきっかけは「鏡を見て」
「生え際の後退が気になっている」と回答した331人に「気になったきっかけ」を聞いたところ、1位は「鏡を見て(61人)」でした。
2位「周りから指摘された(54人)」、3位「髪が濡れたとき(43人)」、4位「抜け毛が増えた(28人)」と続きます。
鏡を見たり抜け毛を発見したりして、自分で「生え際の後退」に気づいた人が多数。
気づくきっかけは、日常生活の中に数多くあることがわかります。
では具体的な回答を紹介します。
1位 鏡を見て
- 鏡を見てハッとしました(35歳)
- 30代後半の頃、朝ふと鏡を見たら生え際の両端が食い込むように後退しているのに気づきました(57歳)
1位は「鏡を見て」でした。
洗顔時などに鏡を見て、視覚的に気づいたという人が多数。
また、「オンライン会議の画面」や「写真に写った自分」を見て、生え際の後退に気づいたという人もいました。
2位 周りから指摘された
- 友人に「おでこの面積広くなった?」と言われた(28歳)
- 高校生ぐらいのときに、美容師さんから「後退してきてるよ」と言われた(32歳)
- 家族から「生え際が後退したね」と面と向かって指摘されたのがきっかけでした(66歳)
2位は「周りから指摘された」でした。
指摘した人は「家族」「友人」「同僚」「美容師」など。
ハッキリと指摘された人も多く、「グサッときただろうな」と想像できます。
「頭頂部が薄くなっていると言われて全体をチェックしてみたところ、生え際も後退していた」という人もいました。
3位 髪が濡れたとき
- 風呂場で濡れた髪を見たときに、スカスカに見えたのがきっかけ(36歳)
- 風呂上りに意識するようになりました(42歳)
- プールに行った時に気づいた(52歳)
3位は「髪が濡れたとき」です。
髪が濡れた状態だと、薄毛が強調されて透けたように見えてしまいます。
そのためお風呂やシャワー、プールで気づいた人も多くなりました。
4位 抜け毛が増えた
- 抜け毛が増えてきたので(36歳)
- 排水口に毛髪が引っかかっていたり、枕の周辺に毛髪が目立ってきたから(49歳)
- ドライヤーで乾かしているときにごっそり髪が抜けた(61歳)
4位は「抜け毛が増えた」でした。
細い産毛のような毛がたくさん抜ける場合には、「薄毛のサイン」と言われます。
洗髪後に排水口に抜け毛が溜まっていたり、枕にたくさん抜け毛がついていたりして、焦った方も多いようです。
5位 前髪をあげたとき
- 営業職に就いて、前髪をあげるような髪型にセットしたとき(24歳)
- 髪を短く切って、前髪をあげたとき(31歳)
- 白髪染めしようとオールバックのように髪をあげたときに、髪の密度が気になった(45歳)
「前髪をあげたとき」が5位。
いつもおろしている前髪をあげたとき、「あれ?」と気づいた人も。
額を出すのが恥ずかしくなると、前髪で隠すような髪型しかできなくなりそうです。
6位 おでこの形が変わった
- おでこがM字に広くなってきたため(38歳)
- 丸みを帯びた額だったのが、角張ってきた(51歳)
6位は「おでこの形が変わった」でした。
「丸かった額が四角に広がってきた」「M字型になってきた」ことから、生え際の後退に気づいた人もいました。
視覚的に気づくほか、触ったときの感触で気づいた人もいるかもしれません。
7位 ヘアセットしにくくなってきた
- 髪をセットするときに、いつもより前髪がうまくセットできなかったから(29歳)
- 以前と同様にセットしているのに、同じ髪型にならない(39歳)
7位は「ヘアセットしにくくなってきた」です。
生え際が後退し、前髪のセットが難しくなってきたと感じる男性も。
生え際の後退を自覚するだけでもツラいのに、うまくセットできないのもストレスですね。
髪の生え際が後退した際の対処法1位は「髪型を工夫する」
最後に「生え際が後退した際の対処法」を聞きました。
その結果、圧倒的1位は「髪型を工夫する(185人)」でした。
次ぐ2位は「育毛剤を使う(91人)」、3位は「病院で治療する(66人)」です。
「髪型」「育毛剤」「マッサージ」「シャンプー」など、セルフケアで対策する人が多数。
生え際の後退が気になったからと言って、いきなり病院で治療するのはハードルが高いのかもしれません。
また「何もせず受け入れる」という人もいました。
ではそれぞれの対策を選んだ理由を紹介します。
1位 髪型を工夫する
- 一番手軽にできるため、髪型を変えて目立たなくする(35歳)
- おでこの広さが目立たないようにするため、前髪を伸ばす(49歳)
- 髪を中途半端に伸ばすとかえって生え際の後退が目立つので、短髪にしています。育毛剤は頭頂部に効きましたが、生え際にはあまり効果がありませんでした(57歳)
1位は「髪型を工夫する」でした。
自分で手軽にでき、美容院代やヘアセット用品以外の費用も不要です。
工夫の方向性としては、主に「前髪を伸ばしておでこを隠す」と「思い切って短髪にする」の2パターン。
ただし、「隠すとかえって目立つし、自分でも気になってしまう」という意見も多く寄せられました。
2位 育毛剤を使う
- 効き目がありそうだから、市販の育毛剤を使う(36歳)
- 手軽なものから試したいので、当面はドラッグストアで市販されているような育毛剤などを試すと思います(40歳)
- 進行しないよう予防するため育毛剤を使用しています(66歳)
2位は「育毛剤を使う」でした。
「効果がありそう」「手軽に買える」などの理由で、育毛剤を使用または検討している人も多数。
市販されている育毛剤は頭皮に塗るタイプですが、クリニックで処方される「飲むタイプの育毛剤」もあります。
3位 病院で治療する
- 専門家に頼るのが安心できるので、病院で治療する(26歳)
- シャンプーや育毛剤を使用しても効果がなかったため、治療した方がいいと思った(38歳)
- AGAクリニックで薬を処方してもらいます。効果が証明されていますし、現時点では最も有効で確実な治療のひとつだと思うからです(43歳)
3位は「病院で治療する」です。
AGA治療や皮膚科での治療を受けたい、もしくは受けているという人も多くなっています。
セルフケアを試したもののあまり効果がなく、クリニックでの治療に移行した人も。
医師に相談しながら治療できるのは、心強くて安心ですよね。
一方で「興味はあるけれどお金がかかりそう」と躊躇している人もいました。
4位 何もしない
- 生え際の後退と闘った知り合いを多く見てきましたが、みんな最後は諦めて現実を受け入れていたから(45歳)
- 抜け毛予防シャンプーなどを使っていたがあまり変わらなかったので、今は何もしていない(53歳)
- お金がかかるから(35歳)
4位は「何もしない」でした。
過去に対策をしたものの結局諦めた人や、「変化を受け入れる」と決めている人もいました。
「無理して自然の流れに逆らうのはよく思わない」というコメントも寄せられています。
また「対策にはお金がかかるので」と経済的な理由で諦めている人もいました。
5位 頭皮をマッサージする
- 血流が良くなると聞いたので(26歳)
- 治療するほどではないから(34歳)
- 育毛剤などお金のかかることはやりたくない。永遠に続けなくてはいけなくなるため(41歳)
「頭皮をマッサージする」が5位。
頭皮の血流が良くなると毛根に栄養が届きやすくなるため、適度なマッサージは抜け毛予防に効果的と考えられています。
またセルフマッサージならお金もかからず手軽です。
ネット記事や動画サイトで調べ、マッサージに行きついた人も目立ちました。
6位 育毛系シャンプーを使う
- 気軽に始められるから(33歳)
- 比較的お金がかからず、手っ取り早く対策できるからです(48歳)
6位は「育毛系シャンプーを使う」でした。
比較的安価で手軽な対策として、育毛系シャンプーや頭皮ケア用シャンプーを選んだ人も。
最近は男性用のシャンプーも数多く販売されていて、店頭やネット広告でもよく見かけますよね。
「ネットで口コミを見て気になった」という声も寄せられています。
7位 生活を改善する
- ストレスと睡眠時間をうまくコントロールしないと、イライラして頭皮が硬くなるから(29歳)
- 生活習慣の改善(睡眠、食べ物)。通院するほどではないので、まずは基礎の部分から見直してみようと思った(36歳)
- 脱毛の大きな要因はストレスと思っているので、ストレスのない生活を心掛ける(52歳)
7位は「生活を改善する」です。
具体的には「食生活の見直し」「睡眠の改善」「ストレスの改善」「運動する」などが挙げられました。
生活改善に取り組めば、髪以外にもよい影響がありそうですね。
「ダイエットも兼ねて食生活を見直そうと思った」という人もいました。
まとめ
世代を問わず多くの男性が、「生え際の後退」を気にしています。
自分で気づく人が多いものの、なかには周囲から指摘されて気になり出した人もいました。
気になったときの対策は「セルフケア」が多数派。
しかし「セルフケアでどうにもならなければ、AGAクリニックに通うかも」という声も寄せられています。
ただし、「もっと早く対策しておけばよかったが、今からでは遅いと思う」という声も。
「早めに効果的な治療を受けたい」と考えるなら、AGAクリニックに相談して薬を処方してもらうのもよい方法です。
WITH BEAUTY CLINIC
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