恋の終わりはツライものですよね。
気持ちが通じ合っていたはずの恋人たちは、なぜ別れを選択するのでしょうか。
今回は全国の男女495人にアンケート調査を実施。
「恋人と別れた理由」や「恋人に未練があるか」について聞きました。
【調査概要】
調査対象 | 全国の男女 |
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調査日 | 2021年12月5日~19日 |
調査方法 | インターネットによる任意回答 |
調査人数 | 調査人数:495人(女性346人/男性149人) |
調査対象者の年代 | 10代 0.8%/20代 29.1%/30代 38.6%/40代 21.4%/50代~ 10.1% |
恋人と別れた理由1位は「価値観の違い」
恋人と別れた理由について聞いたところ、回答は以下のようになりました。
上位7位までをランキング形式で紹介します。
1位は「価値観の違い」でした。
2位以下は「浮気された」「遠距離恋愛だった」と続きます。
7位には「結婚観の違い」も入っており、考え方のズレが原因で別れを選んだカップルが多いとわかります。
では具体的な回答を紹介します。
1位 価値観の違い
1位は「価値観の違い」でした。
価値観のズレが小さければ、話し合いで埋められるかもしれません。
ただ「金銭感覚」など将来に関わるようなことで価値観が大きくズレていると、別れを決意する理由になります。
また最初は価値観が似ていても、就職・転職などで環境が変わると、次第にズレていってしまうこともありますね。
2位 浮気された
2位は「浮気された」です。
浮気がわかった時点で気持ちが冷め、未練なく別れたという人が多数。
一方で「浮気されたけれど、やっぱり好き」と未練をもっていた人もいました。
ただ、浮気を許して付き合い続けた場合、「また浮気するのでは」と不信感がずっと拭えないことも。
そうなると相手を束縛したり、精神的にツラくなったりしてしまう可能性もあります。
3位 遠距離恋愛だった
「遠距離恋愛だった」が3位にランクイン。
「会えないことで気持ちが離れた」「恋人が浮気するのではと疑ってしまいツラかった」などの理由が寄せられました。
また、離れている間に気になる人ができて、別れるパターンもあるようです。
遠距離になる前に「遠距離恋愛を続ける自信がない」と、別れを選んだ人もいました。
4位 冷めた・嫌いになった
4位は「冷めた・嫌いになった」です。
大きなケンカやトラブルがなくても、嫌いになったり気持ちが冷めたりすることはありますよね。
とくに付き合いが深くなってくると、相手の意外な一面が見えてくるもの。
嫌なところがひとつ目につくと、他のところも気になりはじめ、どんどん冷めてしまうこともあります。
5位 束縛された
5位にランクインしたのは「束縛された」でした。
ちょっとした束縛は、「やきもちなんかやいて…可愛いな」と思えるかもしれません。
しかし、だんだんと恋人の嫉妬や依存を鬱陶しく感じてしまうこともありますよね。
度を越した束縛だと「怖い」と思ったり、身の危険を感じたりして別れたくなるケースもあるでしょう。
6位 他に好きな人ができた
「他に好きな人ができた」が6位となりました。
恋人以外に好きな人ができる理由としては、「恋人への気持ちが冷めている」「恋人とは違う魅力をもつ人と出逢ってしまった」などがあります。
恋人へのトキメキが少なくなってきた頃に魅力的な人が現れると、心を奪われてしまうのかもしれません。
7位 結婚観の違い
「結婚観の違い」が7位となりました。
具体的には「結婚願望の有無」「結婚したい時期」「子どもをもちたいか」などの違いです。
「自分は結婚したいのに相手はする気がない」というケースだと、「次の人を探した方がいいかも」と思ってしまうことも。
互いに結婚を考えている場合でも、タイミングや理想とする家族像の違いから別れてしまうこともあります。
結婚観の違いが原因で別れ、新しい恋人を見つけたり別の人と結婚したりして「今は幸せ」という回答も複数ありました。
別れた恋人に未練がある人は46.9%
「別れた恋人に未練はありますか?(ありましたか?)」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
46.9%が「とてもある(あった)」「少しある(あった)」と回答。
半分近くの人が、別れた後も恋人への思いが残っているようです。
なお男女別に集計したところ、男性の方が未練を感じやすいという結果に。
元恋人への未練が「とてもある」「少しある」と答えた女性は39.9%なのに対し、男性は63.1%となっています。
「自然消滅してからも5年くらい好きだった」「立ち直るまで3年かかった」という男性もいました。
では「未練がある理由」「ない理由」について、具体的な回答をもとに紹介します。
未練がある人の理由
「未練がある(あった)」という人からは「別れが突然だった」「相手が好きだったのに別れた」などの意見が寄せられています。
一方的に別れを告げられ、気持ちの整理がつかないまま別れると、未練が残りやすいです。
また、遠距離恋愛や家庭の事情など、本人同士ではどうにもならない事情が原因で別れた場合も、未練が残りやすいですね。
「自分の言動で相手を傷つけてしまった」「もっとできることがあったかも」など、後悔の念から未練を引きずっている人もいました。
未練がない人の理由
「未練はない」という人からは、「相手にうんざりしていたから」という意見が目立ちました。
恋人にうんざりした理由は「浮気」「束縛」「価値観・金銭感覚が全く違う」など。
また「他に好きな人ができたから、未練はない」という回答も目立ちます。
なお、相手から別れ話を切り出された場合でも、納得がいくまで「別れたい理由」や「原因」を聞いてから別れると、未練は残りにくいようです。
まとめ
全国の男女495人を対象にアンケート調査を行った結果、「恋人と別れた理由」第1位は「価値観の違い」でした。
とくに「金銭感覚の違い」を挙げた人が多くなっています。
7位には「結婚観の違い」が入っており、考え方のズレによって別れを選んだカップルが多いとわかります。
また別れた恋人に未練がある(あった)人は、4割以上。
男女別で見ると、男性の方が「未練がある(あった)」と答えた人が多くなりました。
「別れの理由に納得できない」などの場合には、未練が残りやすくなります。
同じ別れるにしても、せめて「もう続けられないね」とお互いに納得して別れたいですね。