新婚当時は上手くいっていたものも、育児が始まると途端に旦那の行動にイライラしてしまうように…特に共働き夫婦はすれ違いが多くなりがちです。
妻の不満は募っていくばかり。
特にどのような旦那の行動が、全国の女性を悩ませているのでしょうか。
そこで今回は、育児経験のある女性309人にアンケートを実施し、「育児中に起こった旦那の信じられない行動」を聞きました。
「夫婦間の家事・育児負担割合」も併せて調査し、紹介しています。
また、そんな妻たちの「育児中のストレス発散法」、そして「妻から旦那へ向けたアドバイス」も調査しましたので、是非参考にしてください。
調査概要
調査対象 | 育児経験のある女性 |
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調査日 | 2022年5月19日~26日 |
調査方法 | インターネットによる任意回答 |
調査人数 | 調査人数:309人 |
調査対象者の年代 | 20代 14.8%/30代 50.5%/40代 25.6%/50代以上 9.1% |
夫婦間の家事・育児負担割合は「妻9割夫1割」が最多

アンケート調査で最も多かった家事・育児負担割合は「妻9割夫1割」です。
そして2位「妻8割夫2割」、3位「妻7割夫3割」と続きます。
この結果から、日本の夫婦間の家事・育児は女性の負担が極めて大きく、ストレスが溜まりやすい環境にあるということが分かります。
では、具体的なコメントを紹介します。
「妻9割夫1割」家庭の人のコメント
家事育児は私がほとんど負担。たまに子どもの寝かしつけを頼むと、やってはくれるが不機嫌になる。(30代女性/パート)
夫は体力仕事ということもあり、家事育児の大半を私が負担。仕事から帰ってくるとお風呂ご飯を済ませ、すぐに寝てしまう。(30代女性/パート)
家事育児をほとんど私任せな夫。だが外面は良く、自分の友人やその他の人の前では良い父親を演じている。(30代女性/専業主婦)
1位は「妻9割夫1割」です。
「全く手伝ってくれないことはないが、日常のほとんどの家事・育児は妻が担当している」家庭が多いことが分かります。
また、その際も「妻に言われてやっと手伝う」旦那さんが多いのが特徴と言えます。
ですが妻からすれば、「こちらから言ってやっと動いてくれても、それは手伝いのうちには入らない」と、旦那にはもっと能動的な姿勢を求めたいのが本音ですよね。
仕事から疲れて帰宅し休みたい気持ちもあるかと思いますが、たまには進んで手伝ってあげると、妻も喜んでくれるかもしれません。
「妻8割夫2割」家庭の人のコメント
休みの日に夕食を作ることはあれど、それ以外家事には参加しない。だが自分では育児を頑張っていると思い込んでいる夫。(30代女性/パート)
子供が大きくなり、会話ができるようになってからは積極的に遊んでくれるようになった夫だが、赤ちゃんの頃は一対一で相手をしよう・世話をしようという気が全くなかった。(40代女性/専業主婦)
食事はよく作ってくれる夫ですが、それ以外の家事は自主的にはまったくしません。(30代女性/パート)
2位は「妻8割夫2割」です。
「家事・育児の何かひとつは担当してくれるが、それ以外は全て妻に任せきり」な旦那が多いと分かります。
本来であれば夫婦2人の子ども。
家事・育児も均等に分担していきたいという妻の考えとは裏腹に、「少しでも手伝っていれば父親としての役目は果たしている」と考える旦那が多そうです。
「妻7割夫3割」家庭の人のコメント
共働きのため努力してくれてるのは分かるが要領が悪くて、有り難いけど自分でしたほうが早いと感じてしまう。(20代女性/会社員)
今の時代共働きが当たり前になってきていますが、当たり前の前にもっと家事育児手伝ってほしい。(40代女性/会社員)
なんでも言ってと言う割にめんどくさい事は全くしようとしない。何かしら理由をつけて結局はやらない。(30代女性/自営業)
3位は「妻7割夫3割」です。
共働きの女性からの回答が多くありました。
旦那の中には、「共働きだったとしても女性が家事や育児を担うのは当たり前だ」と無意識に思い込んでいる人が多い可能性もありますね。
家事・育児を担う女性の割合が多く、負担になっていることもがわかりました。
今後の家事・育児の負担を軽減するために、家事をしない男性心理を知ることが解決のきっかけになります。
以下の記事では、家事をしない男性心理・家事しない夫を「やる気にさせる方法」・イライラしない付き合い方について紹介しています。是非、参考にしてみてください!
育児中に起きた夫の信じられない言動|1位は「家事育児を妻に押し付ける」
子育て経験のある女性に「育児中に起きた夫の信じられない言動」を聞いたところ、以下のような結果になりました。

1位は「家事育児を妻に押し付ける」です。
そして2位は「子どもの世話より自分の趣味や都合を優先する」、3位は「父親として子どもへの配慮不足」、4位は「頼んだことさえろくにこなしてくれない」と続きます。
家事・育児よりも、自分の都合や予定を優先する旦那が多いと分かります。
また、手伝わないわりにダメ出しが多いこと。
ようやく手伝ってくれたと思っても、完璧にこなしてくれないことから、かえって妻の仕事量が増えてしまうといった意見が目立ちます。
「おむつさえ替えてくれない」「言ったことしかやってくれない」という意見もありました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 家事育児を妻に押し付ける

子どもの寝かしつけに大変だったので、一緒に散歩してほしいといっても拒絶され、かといって、子供の夜泣きがひどいと、「こんなところで寝られない」とビジネスホテル宿泊をするようになった。(40代女性/パート)
ほとんどの家事と育児を私に任せっきりで、夫は仕事のことしか頭にない。子供は夫のことを頼りたいと思っているのに、夫はいつも「お母さんに言いなさい」と言って知らん顔。(30代女性/会社員)
頼みごとをすると「休みの日ぐらいゆっくりしたい」発言がたびたびある主人。 こっちは365日24時間交代なしで仕事家事育児しているのに!(20代女性/専業主婦)
1位は「家事育児を妻に押し付ける」です。
専業主婦が当たり前だった時代と異なり、今では共働き家庭も増えています。
役割分担の割合としては、理想は5:5といきたいところ。
ですがそれでも現状、「女性が家事・育児をするのが当たり前だ」と考える男性も少なくないようです。
それに対し、妻側からは「自分だけ仕事を免罪符的に使わないで」「育児に休みはない」という意見が目立ちました。
特にまだ子どもが小さいとなれば危険から守るためにも、妻は気が抜けない状態が続きます。
妻だけが仕事に加えて家事や育児を1人で行うことになると、どんどん負担が増えていき、寝不足や疲労など、肉体的にも限界を迎えてしまいます。
旦那は人として、最低限の思いやりが必要でしょう。
2位 子どもの世話より自分の趣味や都合を優先する

毎週釣りに行く。昼に帰ったかと思えば、そこから釣った魚をさばきだし、結局子守りは私。魚の調理も私。(40代女性/パート)
・休みの日は育児と家事に追われる私に見向きもせず、昼に起きてスマホでゲームをして一日中ソファーでゴロゴロ。(40代女性/会社員)
旦那が毎週のように休日出勤という名前で、実は遊びにいっていたこと(30代女性/会社員)
2位は「子どもの世話より自分の趣味や都合を優先する」です。
この場合、「家族のことより自分のことが一番大事」と考えている旦那が多そうです。
特に休日の過ごし方に関しての意見が多く、「平日は仕方なくても、休日くらいは何か手伝って欲しい」との声や、「なにもしないなら仕事に行ってもらった方が楽だ」という意見もありました。
休日で家にいるときぐらい「手伝おうか?」のひと言は欲しいですよね。
家事・育児に追われている妻の姿を見て見ぬふりして、自分のしたいことを優先する姿を見ると、怒りがふつふつとこみ上げてくることも。
また、休日は子どもとより深く触れ合える、貴重な時間。
妻としては、父親としての態度を示してほしいとの想いがあるようです。
3位 父親として子どもへの配慮不足

ショッピングモールで少しの間夫に子どもを見ていてもらうことになったが、戻るとやけに機嫌が良い。嫌な予感がすると、子どもの手にはフラペチーノが!まだ一歳の子どもに何飲ませてるんだ!と大慌てで回収しました。(20代女性/パート)
海へ行ったとき、俺が遊ばせてくる!と子供二人を連れて浮き輪に捕まりながら沖へ出ていった夫。5分くらいすると、3人の様子がおかしく、慌てて私も泳いで駆け寄ると、夫が溺れかけて子供2人に捕まっていた。(30代女性/専業主婦)
夫は子供大好きだし、協力的ですが、自分が帰ってきた頃に未就学児の子供の寝る時間だと、自分が一緒にいたいから寝かせようとしない。(40代女性/パート)
3位は「父親として子どもへの配慮不足」です。
子どもの世話をしてくれていると思ったら、子どもの教育上よろしくない行動に……
旦那に悪気はなかったとしても、あまりに父親として子どもへの配慮が足りなさすぎる行動の数々。
特に「たばこの吸殻を子どもの手の届く範囲に放置された」など、時には命に関わるようなこともあり、母親としては怒りが積もります。
子どもへの危機感が薄すぎる、もう少し父親としての自覚を持ってほしいと妻は呆れ気味。
普段育児に関わる時間が少ないほど、子どもへの接し方に対しての想像力が欠けてしまうのでしょう。
4位 頼んだことさえろくにこなしてくれない

私が夕飯を作っている間、子供を見ていてと言ったら子供と遊ぶのではなくスマホをいじりながら様子を見ているだけだった。(20代女性/専業主婦)
家事をしたいから子供を見ててとお願いしても、全く子供の顔を見ずにお菓子やアイスを与え続け、動画を見せ続ける。(20代女性/専業主婦)
夫が夜に洗濯干しと皿洗いをやると宣言して、洗濯機も回しておきながら、まさかの子どもと一緒に寝落ち。起こしても爆睡していて起きないので結局私がやるはめに。(30代女性/専業主婦)
「頼んだことさえろくにこなしてくれない」が4位となりました。
男性は「子供の相手をする」という意味をきちんと理解できていないようです。
特に旦那が子どもの面倒を見るとき、それには「一緒に遊ぶ」ことが含まれていない場合が多いようです。
妻からしてみれば、子どもの教育のためにも、沢山話したりおもちゃで遊んだり、本を読んであげたりなどしてほしいですよね。
それなのに旦那ときたら、赤ちゃんの隣で寝そべってスマホいじりに夢中。
子どもと過ごすわずかな時間くらい、ちゃんと遊んであげて欲しいところです。
また、「やり始めたことを途中で放棄され、都合の悪いところだけ任される」との声も多く寄せられました。
妻にとって手伝ってもらえるのはもちろん有難いことですが、やるなら最後まで責任を持って欲しいところです。
5位 ダメ出しが多い

子供が1日中わがままし放題だったので強めに怒った時、タイミングよく帰ってきた旦那が「そんなに怒らなくてもいいでしょ。かわいそう」と注意してきた。(30代女性/パート)
子供が何か失敗して叱るようなことがあると、夫が「普段お前が甘やかしすぎているからだ」と私に責任をなすりつけてくる。(40代女性/専業主婦)
平日は旦那の帰りが遅いため、朝起きてから寝かしつけまで全て私がワンオペでこなしているにも関わらず、部屋が散らかっていたり食事が少しでも手抜きだと不満そうな顔をする。(30代女性/会社員)
5位は「ダメ出しが多い」でした。
子どもは機嫌や体調が変化しやすかったり、中々言うことを聞いてくれないこともありますよね。
そんな時、いつもより強めに怒ってしまったり、家事が後回しになってしまったり、イレギュラーな事態は妻にとってはよく起こり得ること。
ですがそんな中、前後の状況を理解しようともせず、その場だけを見て文句を言われたら、だれでもうんざりしてしまいます。
ましてや何も手伝ってくれない中、旦那にダメ出しだけをされれば、「自分でも大変さを体験してから言って欲しい」と思ってしまうもの。
もう少し想像力を働かせて欲しいものです。
6位 子ども並みに夫に手が掛かる

子育て中は子供が第一になるのは当たり前なのに、それにヤキモチみたいに「自分は?」と言ってきて、怒りそうになった。(40代女性/専業主婦)
インフルエンザが流行っている時期に夫が発熱。病院に言っておいでと言うと「え?俺一人で行くの?」と駄々をこねられ、結局子どもを連れて付き添うことに。(40代女性/専業主婦)
子どもが自分の言うことを聞かないと『パパも、もう言うこと聞かないから』と言い拗ねる。(40代女性/パート)
6位は「子ども並みに夫に手がかかる」です。
子どもに嫉妬したり、自分のことさえひとりでこなせなかったり、旦那の独身気分が抜けていないようです。
妻としては「まるで子どもが二人いるよう」と呆れ気味。
家事・育児を手伝ってくれないことは愚か、旦那の面倒まで見なくてはならないなんて論外!勘弁して欲しいと、イライラする妻も多いようです。
妻にとって子どものお世話は苦にならなくても、旦那のお世話は苦でしかありません。
父親としての当事者意識が必要そうです。
7位 育児そっちのけで遊びに行ってしまう

子どもと2人で38度の熱で苦しんでいたが、その日夫は「今日は飲み会だから」と出かけてしまい、深夜に酔って帰ってきた。(30代女性/会社員)
子どもが生後2ヶ月の頃。まだまだ手がかかる時期で私は睡眠不足が続いていたのに夫は同僚と泊まりでキャンプに出掛けてしまった。(50代女性/専業主婦)
子供が家の中で転んで怪我をした時、救急で病院に連れていくことになったが、夫は飲み会から帰ってきてくれず、実家に頼ることになった。(40代女性/専業主婦)
7位は「育児そっちのけで遊びに行ってしまう」です。
特に飲み会関連のイライラが多い模様。
「日が変わる前に帰るから」、「どうしても付き合いで外せなくて」など、申し訳なさが伝わる一言があれば、妻としても旦那を送り出してあげることができます。
しかし、「仕事だから仕方ないだろ?」と開き直られたり、あまりにも回数が多かったり、泊りがけで出掛けられてしまうと、「自分はひとりの時間もろくに取れないほど、育児で手が離せない状況なのに…」と妻の不安は溜まるばかりです。
妻のストレス解消法ランキング|1位は「美味しいものを食べる・飲む」

1位は「美味しいものを食べる・飲む」です。
そして2位は「テレビ・YouTube鑑賞」、3位は「買い物」、4位は「ひとりになる時間を設ける」と続きます。
それぞれが日常の一コマに、自分なりにストレスを発散できる場を見つけていることが分かります。
回答者の多くは、発散法はひとつに限らず、複数あることが特徴的でした。
タイミングとしては、「旦那が仕事に行っている間」、「子どもの昼寝中・
子どもを寝かしつけた後」など、家事・育児の隙間時間を上手に活用。
いずれも、「ひとりの時間をつくる」ことを重要視する傾向が見られます。
また他には「音楽・カラオケ」や「アイドルの推し活」、「育児のストレスは育児で発散」という意見もありました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 美味しいものを食べる・飲む

子どもの昼寝中に、自宅で高めのスイーツとコーヒーを楽しんでいます。(30代女性/パート)
高いお菓子を買ってこっそり自分だけ食べる。(40代女性/専業主婦)
お昼ご飯なにもつくらずウーバーイーツする。(30代女性/専業主婦)
1位は「美味しいものを飲む・食べる」です。
特にコンビニスイーツやちょっと奮発したスイーツなど、ご褒美として食に贅沢を求める人が多いと分かりました。
タイミングとしては、旦那が仕事に行っている間、子どもが昼寝している時など、ひとりの時間を確保できるタイミングでゆっくり楽しむ模様。
また、家族が寝静まった後に晩酌を楽しむといった人も多く見られました。
価格的にもそこまで家計の負担にはならず、日常のご褒美として取り入れやすいのかもしれませんね。
たまには料理をさぼるのも、ストレス発散に繋がります。
2位 テレビ・YouTube鑑賞

子供も夫も寝たあとの一人時間に録画したテレビを見ます。(30代女性/会社員)
お笑い番組やお笑い系の動画を夜な夜な観ては笑って、ストレス発散しています。(40代女性/パート)
子供を寝かしつけた後、大好きなお酒を飲みながらYouTubeを見るのが、唯一のストレス発散方法です。(30代女性/専業主婦)
2位は「テレビ・YouTube鑑賞」です。
忙しい一日がおわり、テレビやYouTubeを見ながらほっと一息することで、ストレス解消。
ちょっぴり贅沢なスイーツやお酒などをお供に、楽しんでいる人が多かったです。
3位 買い物

コスメが好きなので、欲しいコスメをご褒美として買う。(20代女性/専業主婦)
ネットショッピング。欲しい物を買い物かごに入れていると癒される。(30代女性/専業主婦)
旦那に内緒で空いたお金をヘソクリし、ブランドバックを買っている。(40代女性/会社員)
3位は「買い物」です。
今は実際に店舗まで足を運ばなくても、インターネットで買い物を済ませられる時代。
実際に回答者の多くは、ネットショッピングを楽しんでいました。
また全体的に、実際買わずとも「自分のためにひとりで出掛けること」に重きを置いている様子。
他の回答では、「ポイ活で貯めたポイントで買い物をすること」「メルカリを活用」など、上手に節約をしながら買い物を楽しんでいる様子も伺えます。
4位 ひとりになる時間を設ける

車で買い物に行ったついでに、コーヒーショップでこっそり息抜きする。(30代女性/専業主婦)
子どもの寝かしつけ後に、1人ドライブに出かける。(30代女性/専業主婦)
買い物に行ってくるね、と一人で出かけてマッサージしに行く。(40代女性/パート)
「ひとりになる時間を設ける」が4位となりました。
ドライブやショッピング、カフェやマッサージなど、外にひとりの時間を求めに行く妻が多いと分かりました。
他には「早起きして自分の時間をつくるようにしている」「家族が皆出掛けている間にだらだらする」など、家庭内においても、家族が誰もいない空間というのが重要そうです。
5位 スマホを触る

鍵付きのTwitterに旦那の悪口をひたすら書きまくる。誰にも見られないけどすっきり。(30代女性/専業主婦)
子ども達が寝たらスマホタイム。たまに楽しすぎて寝不足になるほど遊んでしまうことも。(30代女性/会社員)
家の猫と戯れながらネットサーフィンをする。(40代女性/会社員)
5位は「スマホを触る」でした。
ネットサーフィンをしたり、ゲームをしたり、日常で溜まった愚痴をSNS等に思い切り吐き出してみたり。
誰でも気軽に行なうことができる、現代人ならではのストレス発散法です。
6位 友人・家族・同僚と会う

ママ友とランチを食べながらマシンガントークをする。(30代女性/専業主婦)
数少ないパートの時間を有意義に使い、そこでパートの人と話す。(40代女性/パート)
実母に愚痴ったりしている。(20代女性/専業主婦)
6位は「友人・家族・同僚と会う」です。
家族や友人、同僚など、気の置けない人と話すことで、心のリフレッシュをしている人が多いと分かります。
時には育児や夫婦間の悩みを聞いてもらい、自分の考えを話すことで、頭が整理されストレスが解消されます。
7位 運動

毎日動画を見ながら宅トレしてストレス発散。(20代女性/パート)
夜中に一人でランニングをする。(30代女性/会社員)
子供が寝たあとのヨガが日々の楽しみ。(30代女性/専業主婦)
7位は「運動」です。
具体的には、家で宅トレやヨガ、外でランニングやウォーキング、ジムを利用したりなど、方法は様々であることが分かりました。
身体を動かしているときは目の前のことだけに集中できるため、リフレッシュに効果的です。
運動で体を疲れさせることで、安眠効果も。
また実際に「運動はストレス発散できるし、綺麗になれるし一石二鳥」との意見もあり、良いことだらけのストレス発散法ですね。
妻から世の中の旦那へアドバイス7選

ここまででは、家事・育児において、妻が日頃から感じている旦那への不満や愚痴エピソードを見てきました。
ですがいざ改善しようという気持ちはあっても、何から直せばよいのか分からないという男性も多いはず。
そこで今回のアンケートでは、妻から世の旦那へ向けたアドバイスを募集しました。
項目別に紹介していきます。
父親としての自覚を持って!
大人になりきれていない男性が多い。生まれた瞬間から子どもを守り、育てること始まっていることを理解し、想像して動く力をつけて欲しい。(40代女性/パート)
子育ては手伝うものじゃない!あなたの子どもでしょ。父親なんだから育児に参加しましょう!(40代女性/会社員)
子供は2人で望んで産んだのに妻だけに育児を任せるのは間違い。助け合って一緒に育児をして欲しい。(40代女性/会社員)
父親は、子どもを守り育てるという、重要な役目があります。
「子どもが生まれた瞬間から父親であるという当事者意識を持って生活してほしい」というのが、妻の想いです。
せめて感謝の気持ちを示そう!
仕事をして家庭を支えているのは偉いけど、そんなあなたを支えているのは妻!心から想えなくても良いから感謝の気持ちを分かる形で示して欲しい。(30代女性/専業主婦)
家事育児に対してたくさん負担しろとは言いません。「いつもありがとう」とか「子育てに家事にお疲れ様」などと共感や労わる声かけをぜひしてください。言葉ひとつでイライラがおさまることもあります。(30代女性/専業主婦)
どうか「ありがとう」と伝えてみて下さい。夫婦生活がもっと円滑にそして心にも余裕が生まれてくると思います。(50代女性/パート)
家事・育児を毎日こなしても、「これは妻のやる事だから」とねぎらいの言葉をもらう事はほとんどない…当たり前にやっていることだからこそ、妻も一言言葉が欲しいものです。
妻が大黒柱である夫に対して労いの言葉をかけるのと同様、旦那からも日頃の感謝の言葉を妻に伝えてみましょう。
そこに少し恥ずかしさが残る人は、妻の好きなスイーツを買って帰ってあげる等のことも良いでしょう。
妻は旦那の家政婦でもお母さんでもない
嫁は家政婦ではない。家事育児にもっと協力して!(20代女性/専業主婦)
妻は夫のお母さんではない。全てやってもらおうと思わず、自分も家のことしましょう!(30代女性/パート)
自分のことは自分でやって!妻はあなたのお母さんではありません。(30代女性/専業主婦)
恋愛して結婚したはずなのに、いつの間にか妻やパートナーというより母や家政婦。夫というより長男みたいな関係性に…
夫には一番の味方でいて欲しいし、チームで一緒に子育てしていきたいと妻は考えています。
最低限自分のことを自分でするのはもちろん、積極的に家や子どものことも手伝って欲しいとの意見が多かったです。
言われる前に自分で考えて行動して!
家事はできなくても仕方ないけど、育児に関しては二人の子どもなんだから、こちらから言わなくても休みの日にはちゃんと子どもと遊んであげて欲しい。(40代女性/専業主婦)
言われてやるなら誰でもできます。言われる前に頭で考えてやってください。(40代女性/会社員)
受け身でいないで!育児初心者なのは二人とも一緒、主体的に動いてください。(30代女性/会社員)
妻は家事、旦那は仕事という役割分担があったとしても、育児は二人の子どもなのだから、もっと主体的に動いて欲しいという意見が多かったです。
家庭内でもちゃんと自分の頭で考えて、行動するのが旦那の責務ですね。
妻も妻なりに頑張ってる
お仕事行くのも大変だと思うけど、妻にはお休みがない。子供をあやしながら、お母さんもお家で頑張っていることを忘れないで欲しい。(30代女性/専業主婦)
いくら自分が主体に稼いでいても、家族を見下していいという理由にはならない。(30代女性/パート)
家事や子育ての方が楽だとか言わないで!(20代女性/専業主婦)
旦那に仕事で色々な苦労があるように、妻にも家事・育児での苦労は山のようにあります。
仕事と家事・育児、どちらの方が大変だとか偉いだとかいうこともありません。
また、子どもの発達は個々によって違うのだから他の家と比べないで欲しいという意見もありました。
日々の当たり前に感謝して!
清潔な服を着れること、布団で寝られること、仕事に集中できるのは世の中の妻たちがやることをきちんとこなしているからです。(20代女性/パート)
当たり前に生活できているのは、妻の努力の証。(40代女性/専業主婦)
ご飯作ってもらえることは当たり前ではない!(30代女性/専業主婦)
日常の当たり前の生活は、様々な人の努力によって成り立っています。
何事にも言えることですし、人として感謝の心を持ち続けていたいですね。
「手伝う」スタンスは間違い
自分がやったことに対して、いちいち感謝の言葉を強要しないで!(40代女性/会社員)
ゴミ出したり、買い物に付き合ったくらいで、家事を手伝ってる感出すのはやめて。そんなの家事のうちに入らないから。(30代女性/専業主婦)
家事育児を手伝っても『やりました!!』感は出さないで欲しい。(30代女性/専業主婦)
「家事・育児を「手伝う」というスタンスがそもそも間違いである」という意見が多く寄せられました。
夫婦は共に生活しているし、子どもは互いの子。
一緒に家事・育児をしていくのがあるべき姿であり、お互いを尊重しながら協力し合えたら良いですね。
まとめ
家事・育児は女の仕事だと考えられていた時代もありますが、本来は夫婦2人で協力して行なうもの。
お互いの得意は活かし、苦手は補いあいながら、家庭を築いていけるのが理想的です。
旦那に仕事の悩みが色々あるように、妻にも日頃の悩みは尽きないもの。
また、四六時中子育てに追われていると、妻は自分を労わってあげる時間もまともにとれません。
たまには妻に、ひとりでゆっくり休息してもらう時間をつくったり、日頃の感謝を言葉にして伝えてあげましょう。
そのような日頃の積み重ねが、夫婦円満を生むのかもしれません。