好きな人に自分を意識してもらうには、相手をキュンとさせるのが効果的。
またキュンとする感情は、恋人や配偶者との仲を良好に保つのにも役立つと考えられます。
そこで今回は10~40代の男女にアンケートを実施。
「異性にキュンとする瞬間」を聞きました。
調査概要
調査対象 | 全国の10代~40代の男女 |
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調査日 | 2022年5月24~25日 |
調査機関 | 自社調査 |
調査方法 | インターネットによる任意回答 |
有効回答数 | 500人(女性361人/男性139人) |
回答者の年代 | 10代 1.6%/20代 32.0%/30代 41.6%/40代 24.8% |
最近キュンとした相手は男女ともに「同僚」
10~40代の男女500人に「最近キュンとした相手」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
男女別に紹介します。
女性で最も多かったのは「同僚」です。
配偶者や友達と答えた人も多く、「顔を合わせる機会が多い身近な人」にキュンとした女性が多いとわかります。
一緒にいる時間が長いと、それだけ相手のいいところも見えますからね。
身近な人ではなく「有名人」を挙げた人が多いのも女性の特徴。
いわゆる「推し活」などで、恋愛とは関係なく「キュンとする感情」を楽しんでいる女性も多いとわかります。
男性のランキングでも最も多かったのは「同僚」となりました。
一緒に仕事に取り組んでいる中で、同僚にキュンとすることが多いようですね。
また「店員さん」「知らない人」など、日常生活で見かけた人の態度や仕草にキュンとしたという男性もいました。
なお男性でも女性でも「店員さん」が上位に入っている一方、「お客さん」と答えた人は少数でした。
お客さんから店員さんにキュンとする機会は多くても、店員さんがお客さんにキュンとすることはあまりないとわかります。
「仕事中だから余計なことは考えない」「お客さんが多いので一人ひとりを認識していない」といった可能性が考えられますね。
女性が男性にキュンとする瞬間1位は「頼りになるとき」
10~40代の女性に「男性にキュンとする瞬間」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「頼りになるとき(116人)」です。
2位「男性らしさを感じたとき(45人)」、3位「笑顔を見たとき(44人)」と続きます。
「大変なときに助けてくれて、頼りになるな」「優しいな」など、男性の内面にキュンとする女性が多いとわかります。
つまり外見にあまり自信がない男性でも、女性をキュンとさせられる可能性はあるのですね。
では具体的な回答を紹介します。
1位 頼りになるとき
難しいお客様の対応に困っていたら、すぐ来てくれたこと(20代)
私が荷物を抱えていたら「持つよ」と言ってくれるなど、頼もしいなと思えること(30代)
道を歩いていたら、さりげなく私を歩道側にしてくれる(30代)
1位は「頼りになるとき」です。
具体的なシチュエーションで多かったのは、「重いものを持ってくれる」「仕事を教えてくれる」「車道側を歩いてくれる」でした。
男性からすると何気ない行動かもしれませんが、女性は「助けてくれて頼りになる」と感じるのですね。
「さりげなくしてくれる」「なにげない感じでしてくれる」と回答した女性も多く、「わざとらしくない」ことがポイントのようです。
2位 男性らしさを感じたとき
肘より少し下くらいのところまで腕まくりしてるとき(10代)
重たい物を運ぶときや力を入れたときに、腕に出る筋を見るとキュンとします(30代)
男性がネクタイを緩めていたのがかっこよくてキュンとした(30代)
2位は「男性らしさを感じたとき」。
男性らしさを感じると「頼りがいがありそう」と思うのかもしれません。
どんなときに男性らしさを感じるのかは人それぞれですが、目立ったのは「男性の腕の筋肉が見えたとき」でした。
そのため「腕まくりしている男性にキュンとする」という女性も多くなっています。
3位 笑顔を見たとき
雑談している時に、なんでもない小ボケを拾ってかわいく笑ってくれるところにキュンとした(20代)
デート終わりに私が「もう少し一緒にいたい」と言ったら、普段あまり顔に感情を出さない彼氏がニヤッとして喜んでいたこと(20代)
笑顔が可愛いとき(30代)
3位は「笑顔を見たとき」です。
相手の笑顔を見ると自分も笑顔になりますし、笑顔が可愛いとキュンとしますよね。
男性から笑顔を向けられて、「この人は私のことを嫌いじゃないんだな」「好意をもってくれてるのかも」と感じる女性もいるでしょう。
同僚さんや店員さんとふと目があった瞬間に微笑まれてキュンとする人も。
わざとらしくない「自然で無邪気な笑顔」だと、より女性の心も動きそうです。
4位 スキンシップがあったとき
頭を撫でられる、手をつなぐ(20代)
さりげないというか、無意識のボディタッチにドキドキします(20代)
会話中、急に頭をポンポンッとされたらキュンとします(30代)
4位は「スキンシップがあったとき」です。
「下心を感じないボディタッチ」や「配偶者・恋人からの愛情を感じられるスキンシップ」にキュンとする女性が多くなりました。
落ち込んでいるときに励ましとしてボディタッチされると、安心感を覚えて心が緩むように感じることもあるでしょう。
ただあまり親しくない女性にいきなりボディタッチすると、嫌がられたり怖がられたりする可能性もあるので、男性は十分注意しましょう。
5位 ギャップを感じたとき
普段は優しく頼りになる年上の異性から、不意に甘えられたり頼られたりすること (20代)
ワイルドな見た目の後輩くんが、オフィスにある花のお世話を自発的にやっているのをみたとき。ギャップにキュンとしました(30代)
「ギャップを感じたとき」が5位です。
相手のギャップを見ると「意外な一面があるんだ」と驚き、キュンとしてしまうようですね。
また「彼の意外な一面を知っているのは私だけかも」という特別感を抱く女性もいるでしょう。
6位 優しさを感じたとき
遊ぶときに、遅くならないように早めに帰らせてくれること。外が肌寒いとき「寒くない?大丈夫?」と聞いてくれること(20代)
長身の人がしゃがんで子どもと話している姿にキュンとしました(30代)
ふとした気遣いをされたとき(30代)
6位は「優しさを感じたとき」でした。
「自分に対して優しくしてくれたとき」のほか、子どもやお年寄りに優しく接している様子を見てキュンとした人もいました。
ただ「いきすぎた優しさ」には下心を感じて引いてしまう女性も多いもの。
「さりげない気遣い」「自然ににじみ出てくるような優しさ」がポイントです。
7位 素直な感情表現
離れた場所にいても、目が合うと駆け寄ってきてくれるところにキュンとします(20代)
ずっと私だけを好きでいてくれるか不安で悩んでいたときに、「大丈夫。俺には○○ちゃんしか見えてないよ」と言ってくれた(20代)
「可愛い」とストレートに褒めてくれるとき(30代)
7位は「素直な感情表現」です。
「好き」「愛してる」「可愛い」とストレートに言われるとキュンとしますよね。
言葉にしなくても「あからさまに嬉しそうにしている姿」などにキュンとする女性もいるようです。
照れてしまってなかなか配偶者や恋人に気持ちを伝えられない男性も、たまには素直に感情表現してみてはいかがでしょうか。
男性が女性にキュンとする瞬間1位は「女性らしさを感じたとき」
10~40代の男性に「女性にキュンとする瞬間」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「女性らしさを感じたとき(22人)」です。
2位「笑顔を見たとき(19人)」、3位「優しさを感じたとき(17人)」と続きます。
女性らしい仕草や身体的特徴にキュンとする男性が多いのですね。
また「イメチェン」「ギャップ」など、今まで見たことのない一面を見たときにキュンとする男性も。
「優しさ」「笑顔」を挙げた男性も多いため、外見に自信がない女性でも意中の男性をキュンとさせられる可能性はありそうですね。
では具体的な回答を紹介します。
1位 女性らしさを感じたとき
風呂上がりのうなじ(20代)
料理をするときなどに髪を束ねようとする仕草にキュンときます(20代)
「髪をかけ分けたとき」「髪を耳にかけたとき」「ボールの投げ方」など女性特有の仕草(40代)
1位は「女性らしさを感じたとき」です。
とくに髪を耳にかけたり結んだりする仕草にキュンとする男性が多数。
隠れていた耳やうなじが見え、ドキドキしてしまうようです。
「髪を触るときにふわっと香る匂いにキュンとする」という意見もありました。
2位 笑顔を見たとき
楽しそうに笑顔で会話をしてくれるところ(20代)
無邪気なクシャっとした笑顔を向けられるとすごくキュンとします(20代)
ふにゃっと笑う笑顔と、可愛らしい笑い声(30代)
2位は「笑顔を見たとき」です。
男女ともに、相手が自分に笑顔を向けてくれると嬉しくなりますよね。
とくに「無邪気な笑顔」「リラックスした笑顔」「照れたような笑顔」など、素が見えるような女性の笑顔にキュンとする男性は多いです。
屈託なく笑顔を向けてくれる女性に対して「自分に対する無防備さ」を感じ、ドキドキする男性もいるでしょう。
男性をキュンとさせたい女性は、わざとらしくない笑顔を心がけましょう。
3位 優しさを感じたとき
優しくされたり励まされたりしたとき(10代)
子どもにしゃがんで優しく話かけている姿にはキュンとしました(30代)
食事の際食材を取り分けてくれたり、お茶を飲む際ペットボトルの蓋を開けて渡してくれるなど優しさを感じられたとき(40代)
3位は「優しくされたとき」。
優しくされたり「優しい性格なんだな」と思ったりするとキュンとする男性も多くなりました。
とくに疲れているときや落ち込んでいるときに優しい言葉をかけられると、グッときますよね。
ただ押し付けるような優しさは、あざといと思われる可能性もあるので注意しましょう。
4位 スキンシップがあったとき
服を掴まれたとき(20代)
会話中の無意識なボディタッチ(30代)
手を引っ張られるなど、突然体に触れられたとき(30代)
4位は「スキンシップがあったとき」です。
会話中や呼びかけるときの軽いボディタッチにキュンとする男性も多いようです。
ボティタッチされると「自分に好意があるのかな」と感じる男性も多いですね。
直接身体に触れなくても、「服を軽く引っ張られるとキュンとする」という人も複数いました。
5位 イメチェンしたとき
普段は髪を束ねている人が髪を降ろしたときにキュンとします(30代)
いきなり服がデニムからスカートになり、髪型がロングからショートに変わったとき(40代)
「イメチェンしたとき」が5位です。
髪型や服装の雰囲気が変わったときにキュンとするという人が多数。
今までとは違う雰囲気に、ドキッとしてしまうのかもしれませんね。
「職場などに気になる男性がいる」「配偶者や恋人をキュンとさせたい」という女性は、思い切ってイメチェンしてみるのもいいかもしれませんね。
6位 ギャップを感じたとき
いつも強がっている人が、ふと弱音を吐いて甘えてきたとき(20代)
いつも笑顔で明るい子がふと見せる真面目な顔など、ギャップのある表情や仕草にキュンとします(30代)
6位は「ギャップを感じたとき」でした。
「女性は男性のギャップに弱い」とよく言われますが、実は男性も女性のギャップにときめいているようです。
「おっとりしているように見えて仕事はバリバリ」「高嶺の花に見えて庶民的」「しっかり者なのに彼氏の前では甘えん坊」など、いろいろなギャップがありますよね。
男性をキュンとさせたい女性は、「周りが抱いている自分のイメージ」と「本当の自分」の差を少しずつ表に出してみてはいかがでしょうか。
7位 目が合ったとき
説明中、目をまっすぐみて聞いていたとき(20代)
ふと目があったとき(40代)
7位は「目が合ったとき」でした。
「ふと目が合うとき」「目を見て話を聞いてくれるとき」にキュンとする男性も多いとわかります。
会話中恥ずかしくて男性から目を逸らしてしまう女性も多いとは思いますが、きちんと目を合わせることで好意を伝えられそうです。
「目があったときに微笑む」「目を合わせつつにこやかに会話」など、笑顔も追加するとなおキュンとさせられるでしょう。
まとめ
日常生活で異性にキュンとする瞬間を聞いたところ、男女ともに「優しさ」や「笑顔」にキュンとする人が多いとわかりました。
気になる異性をキュンキュンさせたいなら、さりげない気配りや笑顔を意識するといいでしょう。
落ち込んでいるときや体調が悪いときの優しさはとくに心に響きますので、気になる相手の様子をよく見ておくことも必要です。
また「屈託のなさ」「素が見える感じ」にときめく人も多いので、照れ屋の方は自分の感情を素直に表現することも心がけてみましょう。