皆さんは「リクラブ」という言葉をご存知ですか?
リクラブとは「リクルートラブ」の略称で、主に大学生が就職活動を通して芽生えた恋のことを指します。
インターンや会社説明会などを通して絡先を交換したり飲みに行く機会は意外にも多くあり、中にはリクラブを通して結婚した方もいるそうです。
「ネットでは見たことあるけど、本当にリクラブなんてあるの?」
と疑問に思う皆さんのために
上記3つを、就活を経験した大学3〜4年生をメインに「リアルなリクラブ事情」を聞いてみました!
リクラブはあり?なし?
リクラブに対して積極的な人はどれくらいいるのか、実際に弊社独自調査で就活を経験した大学生413人にリクラブに関するアンケート調査を実施しました。
■大学生413人にアンケート!
【リクラブはあり?なし?】
![](https://lovema.jp/images/rec_love01-1.png)
結果は上の通りです。
リクラブが「あり」と答えた人は207人、リクラブが「なし」と答えた人は206人という結果になりました。
それぞれ約50%で、あり派となし派が半々に分かれて拮抗していますね。
それでは次に、就活での恋愛について、あり派となし派ではどういった価値観の違いがあるかについて、以下に見ていきましょう。
リクラブあり派・なし派、それぞれの意見は?
上記のアンケートと一緒に、それぞれ何故あり、なしを選んだのか
両者に理由を尋ねてみました。
リクラブがありと答えた人の意見
「あり」と答えた人の意見としては、
- 「せっかく色んな大学の人と出会えるのだから、積極的に色んな人と出会いたい。」
- 「就活とセットで婚活もしたい。高収入な人と出会えるチャンスだから。」
- 「励まし合いながら就活することで、不安な気持ちが解消されそう」
- 「一緒に頑張れるので、就活のモチベーションが上がる」
- 「就職後の生活をある程度想像できるので、将来のことを考えやすい」
といった意見が寄せられました。
確かに、所属している大学やコミュニティに関わらず色んな人と出会うことができるのは就職活動をしている学生の特権ですよね。
未来の有望株をここで見つけることが出来るかもしれません。
リクラブがなしと答えた人の意見
一方で「なし」と答えた人の意見としては、
- 「大事な就活の場で恋愛のことを考える余裕がない」
- 「既にお付き合いしている人がいるのでリクラブをする必要がない」
- 「就職活動は今後の人生における大事な分岐点だからうつつを抜かす余裕はない」
- 「二人とも就活中だと、ストレスで喧嘩になりそう」
- 「就活の結果次第で気まずくなりたくない」
といった意見が寄せられました。
たしかに、就職活動は精神的にかなりきついので、恋愛とうまく両立できる人は少ないような気がします。
出会いも就活も、その時にしか出来ないことなので、リクラブをするにせよしないにせよ、後悔しない選択をするのがベストですね。
アンケート②実際にリクラブを経験した人の数は?
■大学生413人にアンケート!
![](https://lovema.jp/images/rec_love02-1.png)
リクラブが「あった」と答えた人は88人、リクラブが「なかった」と答えた人は325人という結果になりました。
「あった」と答えた人は全体の22%で、リクラブを実際に経験した人は意外に少ないと感じました。
私の周りでは、リクラブを経験している人が多かったため、地域差なども関係しているのかもしれないですね。
では実際にリクラブで出会いがあった方はどこで出会っているのでしょうか?
アンケート③リクラブを経験した人は、何きっかけで出会った?
![](https://lovema.jp/images/rec_love03-1.png)
■リクラブを経験した人にアンケート!
1位は「インターン」で44人、2位は「会社説明会」で26人、3位は「面接・GD(グループディスカッション)」で12人、最後4位が「OBOG訪問」で8人という結果になりました。
実際に会社に足を運んで行う対面のインターンはもちろん、リモートで行われるインターンでも同じチームの人とは連絡先を交換することが多いそうです。
また、インターンは複数日程かつグループワークがメインで行われることが多いため、就職活動のイベントの中で1番距離が縮まる場だと言えます。
インターンでの出会い①
本選考の前に行われるインターンのグループワークを通して仲良くなり、お付き合いを始める方は多くいるそうです。
インターンでは基本的に数人ごとのグループに分けられて作業や議論を進めるため、必然的に連絡先を交換したり仲良くなる機会が生まれます。
インターン後も連絡を取り続けたり飲みに行ったりしてお付き合いに繋がった事例も多くあるようです。
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メーカーの2Daysのインターンに参加し、そこで同じチームだった子と意気投合。2日目の終わりに飲みに行き、連絡先を交換しました。その後も同じ業界をみていたため頻繁にラインをし、飲みにも行きました。3回目の飲みの後、ついに告白しました。その後もお付き合いを続けています。
インターンでの出会い②
21卒以降はオンラインでインターンに参加する機会の方が多いのではないでしょうか?
オンラインであっても、チームでグループワークをすることには変わりはないので、ワーク後に連絡先を交換する機会は多くあるそうです。
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1Dayの人材系のzoomで行われるインターンに参加した際に、違う班だった子からチャットメッセージが。『一目ぼれしたのでインスタ繋がりたいです』とのメッセージの後にIDが記載されていました。インスタを介して話すようになり、今でもご飯に行ったりする仲になりました。
会社説明会での出会い
企業の選考の前に、自社のことをよく学生に知ってもらうために会社説明会が開かれます。
その中で業界の流れや企業について学ぶことができるのですが、学生同士の交流もあるそうです。
そこで席が近かったり、帰るタイミングが同じだった学生と連絡先を交換し、就活中に連絡を取る仲になることも。
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広告業界の企業説明会で、自分の大学のミスコンの子を見つけました。たまたま帰るタイミングが同じでそのまま一緒に大学の講義を受けに行くことに。電車の中で会話が弾み、その日以降も連絡を取ったり夜電話をしながらESを書くようになりました。お互いが落ち着いた頃にご飯に行き、告白をしようとしましたが、彼氏が出来ていました。
GDでの出会い
選考の1つであるGD(グループディスカッション)で同じチームになった人と恋愛に発展するパターンです。
リーダーシップのある人や議論を円滑に進めてくれた人にトキめき、連絡先の交換を申し出ることもあるそうです。
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GDの練習イベントで一緒になった女の子に一目ぼれ。イベント終了後に声をかけて連絡先を交換しました。その後、一緒にESを書いたりWEBテストの対策をするようになり、どんどん距離が縮まりました。クリスマスにデートすることが決まったので、そこで告白しようと考えています。
OB訪問での出会い
キャリアセンターやアプリを通してOB訪問を行い、そこで知り合ったOB(OG)や内定者とお付き合いされる方もいるそうです。
内定を取るために、行きたい企業で働いているOBに何度も相談したり模擬面接を行う中で仲が深まりお付き合いがはじまることもあるそうです。
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3年生の時に、マッチャーで出会った4年生の内定者の方に何度もESの添削や模擬面接をしてもらっていました。親身に相談に乗ってくれる姿に惹かれ、自身の就職活動が終わったタイミングで告白。無事付き合うことが来ました。
オンラインでの出会い
ラインのオープンチャットや、Twitterの就活垢、大学で行われるセミナーなどでもリクラブは起きるそうです。
特にオンライン化が進む今、SNSやネットを通して情報交換が行われるので、SNS上のコミュニケーションを通して距離がぐっと縮まる機会も多いようです。
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Twitterで情報交換をするために就活垢を作りました。半年ほどアカウントを動かしていたのですが、その中で1人気になる男性が・・・。就職活動が終わった後ラインを交換し、毎晩電話をするようになりました。それから1か月後、彼からの告白を受けお付き合い開始。遠距離ですが今も仲良くやっています。
上記のように、就職活動を通して恋愛やお付き合いされた方は実際に多くいるようです。就職活動との両立は大変ではあると思いますが、せっかくの出会いのチャンス、無駄にせず飛び込んでいきましょう!
上記のように、就職活動を通して恋愛やお付き合いされた方は実際に多くいるようです。就職活動との両立は大変ではあると思いますが、せっかくの出会いのチャンス、無駄にせず飛び込んでいきましょう!
リクラブをするコツ~対面編~
![](https://lovema.jp/images/iStock-1282127918.jpg)
ここまでアンケートや体験談を見てきましたが、実際にリクラブをするにはどうしたらいいのでしょうか?
積極的に対面のイベントやセミナーに行っても、なかなか声をかけたり連絡先を交換するのは勇気がいりますし難しいですよね。
そこで、上記の不安を解消できるように初対面の人に話しかけやすいタイミングや話しかけやすい話題をまとめました。
①帰り時間を合わせる
1番狙うべきタイミングは「帰る」タイミングです。
気になった子が帰るのと同じタイミングで席を離れ、エレベーターの待ち時間に声をかけてみるのが自然です。
駅まで一緒に話すことで親睦を深め、別れる際に連絡先を交換しましょう。
②聞き逃した部分、分からなかった質問を聞く
説明会やセミナーではプリントが配られ会社の説明が行われます。
そこで聞き逃してないとしても、「ここなんて言ってたっけ?」と話しかけることで話題を自然に作ることができます。
また、集団の面接だった場合は、難しかった質問や分からなかった部分に対して「難しかったよね」と共通の話題をすることで、スムーズに盛り上がる会話ができます。
リクラブをするコツ~オンライン編~
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対面でのイベントに対してコツをまとめましたが、新型コロナウィルスの影響もあり、オンライン化が進んでいるのが現状です。
では、オンラインでリクラブをするにはどうしたらよいのでしょうか?
SNSを使った出会いのコツについて解説していきます。
①Twitterのハッシュタグで繋がる
Twitterは就活情報が溢れているので、多くの就活生がTwitterで就活垢なるものを作ります。
「#23卒」や「#23卒と繋がりたい」などタグを通して出会い、リプライやDMを通してコミュニケーションを取ることで仲良くなります。
ある程度仲が深まったら、インスタグラムやラインを交換したり、飲みに誘ってみましょう。
Twitterの就活垢での出会いはオンライン化が進んでいくごとに増えていっているそうです。
②GDや模擬面接を行っているオープンチャットに参加する
zoomを使い、顔を出してGDや模擬面接を行います。
GDのメンバーにもよると思いますが、練習を通して仲が深まればそのままラインを交換することもザラにあります。
「次の面接(GD)上手くいった?」
など、就活の話題を元にメッセージのやり取りを続けましょう!
まとめ
この記事では、就職活動中に芽生えるリクラブについて解説しました。
出身や大学に関わらず幅広い学生と出会える機会は中々ないですし、就職活動中といえど、日々出会いが溢れていることには変わらないので、これから就職活動をする人は是非リクラブをしてみてください。
また、すでに就職活動が終わった方も、転職をする時や以前就活で連絡先を交換した人とまたどこかでつながるかもしれません。
みなさんに多くの出会いが訪れるよう祈っています!
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リクラブを経験した人の数はアンケートでは少ない結果となりましたが、記事には書けなかったリクラブのリアルを現役大学生と語っています!ぜひラジオも聴いてみてくださいね〜♪