あなたはどんなときに恋愛感情が生まれたり人を好きになったりしますか?
「困っている時に助けてもらってときめいた」「ギャップにドキドキして好きになった」など、いろんなパターンがありますよね。
今回は全国の男女500人にアンケートを実施。
「人を好きになるきっかけ」について聞きました。
【調査概要】
調査対象 | 全国の男女 |
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調査日 | 2021年12月16日~23日 |
調査方法 | インターネットによる任意回答 |
調査人数 | 調査人数:500人(女性317人/男性183人) |
調査対象者の年代 | 10代 2.2%/20代 21.2%/30代 32.0%/40代 27.4%/50代~17.2% |
意識していなかった人を好きになったことがある人は8割
「意識していなかった人を途中から好きになったことがありますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
約8割の人が「ある」と答えています。
最初はただの友人や同僚で、意識していなかった人のことを好きになるケースも多いとわかります。
「まさか好きになるなんて」など、好きになったのが意外な相手であるほどドキドキしそうです。
「意中の相手に恋愛対象として見られていない」と悩んでいる人も、希望が持てますね。
好きになるきっかけ|女性の回答数1位は「優しさを感じた」
女性317人に「どんなきっかけで人を好きになりますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
ダントツの1位は「優しさを感じた」です。
困っているときや疲れているときに優しくされたり親切にされたりして、恋愛感情が芽生える人が多数。
2位以下は「ギャップを見た」「共通点がある」と続きます。
外見や第一印象で好きになる人は少なく、相手の内面や行動をきっかけに好きになる人が多いとわかります。
8位以下には「ほめられた」「仕事ぶりを見て」などが入りました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 優しさを感じた
1位は「優しさを感じた」でした。
ミスしたときや困っているときにフォローしてくれると、「優しいな」「頼りがいがあってステキだな」と思いますよね。
「ちょっとした親切」「苦手なことを劣等感を感じさせずに代わりにやってくれた」など、さりげなさを強調した人も目立ちます。
親切をアピールされるよりも、自然にさりげなく助けてくれる方がポイントが高いようです。
また、自分以外の誰かに親切にしているところを見かけて恋愛感情を抱くようになった人も複数いました。
2位 ギャップを見た
2位は「ギャップを見た」です。
「普段は無愛想なのに、実は親切」「普段はお調子者なのに、実は真面目」などですね。
意外な一面を見るとドキッとする女性が多いようです。
「強面だけど、笑うと可愛い」「普段メガネをかけていない人が、メガネをかけたとき」など、外見や服装についての意見もありました。
3位 共通点がある
「共通点がある」が3位にランクイン。
人は自分と似ている人に親近感をもちます。
共通点は、趣味や好きなものでもいいですし、出身地・星座・血液型など些細なことでも構いません。
何かしらの共通点があると、話が盛り上がりやすくなります。
話していて楽しいというポジティブな感情から、恋愛感情に発展するのですね。
4位 相手からの好意を感じた
4位に入ったのは「相手からの好意を感じた」です。
相手からの好意を感じると好きになる理由は、「好意には好意で返したくなる」という心理が働くから。
また「認めてくれる人を大切にしたい」という心理もあります。
なかには、告白を断ったあとで相手を好きになってしまう人もいるようです。
5位 頼りがいがある
5位にランクインしたのは「頼りがいがある」でした。
具体的に挙げられたのは、包容力・力強さ・リーダーシップなど。
「疲れたときに甘えさせてくれる」「いざというときに守ってくれる」という人は魅力的ですよね。
「学生時代は強気なところが嫌だったけれど、大人になって再会したら強気なところに頼りがいを感じて好きになった」というエピソードもありました。
6位 話しやすい
「話しやすい」が6位です。
「話を聞いてくれる」「悩みに共感してくれる」など、聞き上手な人に惹かれる女性が多いとわかりました。
聞き上手な人と楽しい話をしているときには、話が弾んでポジティブな気持ちになりますよね。
また悩みを相談するときには、話を遮らずに聞いてもらえることで安心感や包容力を感じます。
どちらにしても、聞き上手な人には、よい感情や恋愛感情を抱きやすいようです。
7位 笑顔がステキ
「笑顔がステキ」が同率7位となりました。
笑顔に、優しさ・可愛らしさ・ギャップなどを感じて、ドキッとしてしまう女性は多いです。
笑顔には「相手にポジティブな印象を与える効果」「相手に好意を伝える効果」があります。
恥ずかしくて意中の女性に声をかけられない人は、まず笑顔から実践してみてはいかがでしょうか。
同率7位 特別扱いされた
同率7位は「特別扱いされた」でした。
特別扱いされると「私のこと、好きなのかも?」と思うので、「相手からの好意を感じた」と似ているところもありますね。
とくに下心を感じない特別扱いだと、嬉しくて相手のことを意識するようになります。
「バイト終わり、私にだけこっそり飲み物を渡してくれたときはキュンとしました」というエピソードも寄せられています。
好きになるきっかけ|男性の回答数1位は「優しさを感じた」
続いて男性183人に「どんなきっかけで人を好きになりますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位は女性と同じく「優しさを感じた」です。
男女ともに「相手の優しさ」がきっかけで好きになることが多いとわかります。
3位までの順位は、男女共通でした。
なお男性のランキングでは「外見が好み・第一印象がいい」「ふとした表情・しぐさ」が上位に入っているのが特徴的です。
8位以下には「頼られた」「真面目な一面を見た」「スキンシップがあった」などが入っています。
では具体的な回答を紹介します。
1位 優しさを感じた
男性の1位も「優しさを感じた」でした。
「誰にでも優しい」「困っていることに気づいてくれる」「気遣いができる」などの回答が寄せられています。
「安心する」「ずっと一緒にいられる」などと感じて好きになるのですね。
職場や学校に意中の男性がいる人は、さりげない優しさや気配りを発揮してみてはいかがでしょうか。
2位 ギャップを見た
2位は「ギャップを見た」です。
具体的には「仕事とプライベートのギャップ」「クールな人の笑顔」「いつもと違う服装」などが挙げられました。
相手のギャップを知ると、「自分だけに見せてくれている一面だ」などと、特別感を感じる男性も多いようです。
仕事とプライベートであまり差がない人は、普段とは違う髪型や服装でギャップを演出してみるのもいいですね。
3位 共通点がある
「共通点がある」が3位にランクイン。
共通の趣味などがあると、初対面でも会話が盛り上がりやすく、一緒に楽しい時間を過ごせます。
「もっと話したいな」「また会って話したいな」という思いから、恋愛感情に発展していくのでしょう。
また、共通の趣味とまではいかなくても、「一緒にいろんなことを楽しんでくれると好きになる」になるという意見もありました。
4位 外見が好み・第一印象がいい
4位に入ったのは「外見が好み・第一印象がいい」です。
女性では14位でしたが、男性では4位になりました。
「外見や第一印象で好きになる」と言われると、顔やスタイルに自信がない人は落ち込んでしまうでしょう。
しかし、外見の好みは人それぞれで、誰もがモデルやアイドルのようなビジュアルが好きなわけではありません。
また第一印象には、笑顔・話し方・声・しぐさ・服装・清潔感なども含まれ、「全体的な雰囲気が何となく好み」というケースも多いです。
とくに清潔感や服装・笑顔などはいくらでも改善できるので、「いいな」「ステキだな」と思ってもらいたい相手がいる方は、気をつけてみましょう。
5位 相手からの好意を感じた
同率5位にランクインしたのは「相手からの好意を感じた」でした。
相手が自分を恋愛対象として見ていることを知り、相手のことが気になり始める男性は多いです。
告白が真剣なら「そんなに思っていてくれたんだ」と熱意に感動して、好きになる可能性も高まります。
同率5位 笑顔がステキ
「笑顔がステキ」も同率5位となりました。
「普段とのギャップを感じる笑顔」と答えた人も複数います。
普段は仕事をバリバリしていて隙のない人が屈託なく笑っていると、ギャップも感じてドキッとしてしまうようですね。
また笑顔を向けられると「俺のことが好きなのかな」と感じる男性も。
好意を持たれていると感じ、相手のことが気になって好きになるパターンもありそうです。
同率5位 ふとした表情・しぐさ
同率5位の3つ目は、「ふとした表情・しぐさ」でした。
具体的には「髪をかきあげる」「上目遣い」などが挙げられています。
笑顔・真剣な表情・驚いた顔など、よく表情が変わる人も可愛いと思われやすいです。
ただしやりすぎると「あざとい」「何してるの?」と思われてしまうので注意しましょう。
好きになる関係性パターンの1位は「友人から」
続いて「どのような関係から好きになることが多いですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
上位5位までをランキング形式で紹介します。
1位は「友人から」でした。
友達として接しているうちに好きになる人が多いとわかります。
2位以下は「上司・同僚から」「一目惚れ・第一印象で」と続きます。
全体的には、会ってすぐに好きになるよりも、近くで過ごすうちに好きになる人が多いようですね。
「マッチングアプリ」や「友人の紹介」など、最初から恋愛や結婚を目的に会った相手と恋が芽生えたという人もいました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 友人から
1位は「友人から」でした。
友人としてグループで遊びに行ったりしているうちに、相手のことをよく知るようになって好きになるというパターンですね。
友達としてしか見ていなかったのに、「頼りがいがある」「すごく優しい」など意外な一面を見ると、急に恋心へと変化することもあります。
また悩みを相談できる安心感や信頼感から、徐々に恋愛感情に発展するという人もいました。
2位 上司・同僚から
2位は「上司・同僚から」です。
職場の上司や同僚は一緒に過ごす時間が長いので、好きになるきっかけが多いと言えるでしょう。
好きになるきっかけとしては、「真面目な仕事ぶりを見た」「ミスをフォローしてくれた」「一緒に仕事に取り組んだ」などですね。
仕事関係では、「取引先の人を好きになる」という人も12人(2.4%)いました。
3位 一目惚れ・第一印象で
「一目惚れ・第一印象で」が3位にランクイン。
外見だけで好きになる人もいましたが、初対面での雰囲気・話し方・服装などで好きになる人も。
「一目惚れから始まる恋は、熱しやすく冷めやすい」とも言われますが、一目惚れした相手と結婚したという体験談もありました。
4位 同級生・学校の先輩後輩から
4位に入ったのは「同級生・学校の先輩後輩から」です。
学校では多くの時間をクラスメイトや部活仲間と一緒に過ごします。
毎日顔を合わせて相手のことを知っていくうちに、好きになるのですね。
「隣の席になって、教科書を借りたことがきっかけで好きになった」など、ドラマのようなエピソードも寄せられています。
5位 趣味の仲間から
5位にランクインしたのは「趣味の仲間から」でした。
共通の趣味をもっている間柄だと、話が弾みやすく親近感をもちやすいですね。
楽しく話しているうちに好きになっている様子が想像できます。
趣味仲間に出会う場所としては「社会人サークル」や「オフ会」が挙げられました。
まとめ
男女500人を対象にアンケートを実施したところ、恋愛感情が生まれて人を好きになるきっかけは、男女とも1位が「優しさを感じた」でした。
2位「ギャップを見た」、3位「共通点がある」も男女共通です。
男女とも、相手の外見よりも内面や行動がきっかけで好きになる人が多いとわかりました。
好きになるパターンとしては「友人から」が最も多くなっています。
「意中の相手から恋愛対象として見られていない」と感じている人は、さりげない気配りを発揮したりギャップを演出したりしてみてはいかがでしょうか。
恋のチャンスを掴めるかもしれません。