「恋愛感情なんてない」林下清志氏インタビュー『ビッグダディ流の女の口説き方』

ビッグダディ(林下清志)インタビュー

テレビ朝日系のドキュメンタリー番組「痛快!ビッグダディ」で全国から注目を集めた『通称:ビッグダディ』こと林下清志さん。

人生において7度の結婚と離婚を経験し、授かった子供は10人。大家族を形成しています。これまでに育ててきた子供の数は元嫁の連れ子も含め、なんと20人にのぼるそうです!

一般人の感覚としてはまさに規格外のバイタリティをもつ林下さんですが、7度の結婚と離婚を繰り返すという波乱万丈な人生を送る林下さんの恋愛観とはどんなものなのでしょうか?

一体、林下さんの魅力とは?

どのようにして女性を口説いているのかも大変興味深いですよね!?

今回は、『恋愛』をテーマに林下さんに色々とインタビューをさせていただきます!

ビッグダディ インタビュー画像1

林下さん、よろしくお願いします!

どうぞ、よろしくお願いします。

目次

恋愛感情も性欲もない? ビッグダディの意外性

ビッグダディ インタビュー画像2

このインタビューのテーマが『恋愛』なのですが、林下さんは自身のことを女性に対して惚れやすいタイプだと思いますか?

大前提として、俺には恋愛感情というものがないんですよ。21歳の時に恋愛感情は捨てたんです。ちなみに30歳を超えてからは性欲もないんですよね。

えええええ!? そんな人間いますか?(21歳のときになにが……)

恋愛感情がないというだけで、女性を口説かないというわけじゃない。俺は女性なら誰でも良いんですよ。

(……今回のインタビュー、大丈夫なのかな?)

あのー、女性なら誰でも良い、というのはどうしてですか? 好みのタイプとかもないんですか?

ブスとかデブとか、多少、乳がでかかろうが小さかろうが何にも気にならない。たいして変わらないんですよ。

どんなにスタイルが良い女でも、いざ抱いてみると「おんなじだな」という感想しか出てこない。「じゃあ、なにが違うんだろう?」と考えた時に、「ああ、俺に抱かれたいと思っている女が一番良いな」という結論に達したんです。

俺はこれまでに一緒になった元嫁にも言ってるんですよ。「お前と隣の家の奥さん、何が違う? 何も変わらないじゃないか」って。だから俺は女に逃げられる(笑) 女ってのはお姫様だから「お前が俺の一番だよ」って言って欲しいんだよね。

ビッグダディ インタビュー画像3

なるほど、林下さんは女体に対して悟りを開いたんですね! それにしても、さきほど性欲がないとおっしゃいましたが、それならばどうしてあんなにたくさんの子供を授かることができたんでしょうか?

性欲がなくてもセックスはできますよ、男女の体は物理的刺激だけで反応しますから。子供がたくさんいるのは、俺が避妊をしないから。子供ができる可能性を否定したセックスに興味がないんです。

若い頃から「避妊してまでセックスする」ということの意味がわからなくて。だから俺と交際をする女性の条件は「俺の子供を妊娠する可能性を拒まないこと」なんですよ。

本能のままに生きてらっしゃるんですね。恋愛感情とか性欲とかの話ではなく、男と女がいるから子供ができる、という。ストレートな理屈。

以前、企画で俺の繁殖能力をテストするというのがあって。1回の射精で出した精液の中に精子が何個あるのかっていうのをクリニックで検査したことがあったんです。

妊娠に必要な精子の数というのが、だいたい3900万個という話らしいのですが、俺の場合は5億7500個あったんですよ。どんだけ繁殖能力高いんだって(笑)

性欲と反比例するように、繁殖能力が高くなっているんですね。

ちなみに、俺は結婚する時に嫁に対してこういうんです。「俺には性欲が無いから、やりたいときは絶対にお前から言えよ。その代わり、俺はお前がやりたいと言った時には絶対に断らないし、絶対に手を抜かない」って。

ただ、そういうことを言うとたまに「じゃあ、あんたからやりたいと思う日はないの?」っていうつまんない質問してくる女もいる。「いや、そうじゃないよ。俺は、俺に抱かれたいと思っている時のお前を抱きたいんだよ」って返すんです。それぐらいの嘘はつきます(笑)

(……相手に対する気遣いを忘れない人なんだな)

ビッグダディ流、女性の口説き方

ビッグダディ インタビュー画像4

世の中には女性をうまく口説けない、という悩みを持つ男性もたくさんいます。林下さんは女性を口説くときはどのようにアプローチしますか?

居酒屋で隣に座った女に、「彼氏いる?」って聞く。いないって言われたら「今から口説くけどいいか?」って。「え?」って反応になったらもう、イケる。

なるほど、先にこれから口説くことを宣言するわけですね。彼氏はいないわけですから、口説かれることに対して断る理由はないですもんね。

そうやって俺に興味を持たせたら「とにかく一生懸命に、必死に口説く」。たとえ口説けなくても良いんですよ。なぜなら、その女性に「一生懸命に口説かれた」という良い思い出を残すことができるじゃないですか。マイナスなことがない。

ビッグダディ インタビュー画像5

なんか良い話ですね。フラれてもいいやって、勇気をもらえる気がします。

最後に「どうしてもダメか?」と念をおして、ダメだった場合は「じゃあ、今度はお前」ってその隣に座っている女に声をかける。「え?さっきまで別の女を口説いていたじゃん」って言われても「あれはお前の気を引かせるためにやってたんだ、気づいてただろう?」って(笑)

林下さんって、口がうまいですよね!? 女性を丸めこませるっていうか…

俺なんて身長も高くないし、見た目もこんなんで金もないのに女を口説くことができるのは、女を口説き慣れてるから。

女性はとにかく口説かれたいんですよ。逆に、ヘタクソに口説いてくるやつと、必死になって口説いてこないやつには落とされたくないと思っている。男と女の違いってそこですよね。

男は「今やりたい気分だから、あとぐされなく一発やらせろ」って言えますけど女はそうはいかない。でも、女性だって「あとぐされなく一発やりたい」と思っている日はあるんです。

そうなんですよね。恋愛経験がなかったり、女性経験がなかったりする男性は口説きなれてないから、なかなか上手く口説けないと思うんですが。

昔から「男が女をリードしなきゃいけない」っていう社会通念があると思いますが、相手の女性の方が経験豊富だったら「女性に教えてもらう」ぐらいの気持ちでアプローチしたほうがいいですね。とにかく必死に、一生懸命に口説く。ダメだったらすぐ次にいく。

結婚できないのは依存しているから。ビッグダディのアドバイス

ビッグダディ インタビュー画像6

7度の結婚を経験している林下さんに質問ですが、プロポーズをする場合、どのようなプロセスを踏むのですか?

俺、プロポーズとかしたことないんですよ。相手の女性に「俺と一緒になりたいか?」って聞いて「うん」って言ったら「じゃあ来週、入籍するか」って。そんなもんだし、軽いノリで結婚したこともあります。結婚なんてただの制度だしね。

なるほど、恋愛感情がない林下さんらしいですね。自分のことが好きな女性なら、誰でもいいと。一般的になかなか共感できない結婚観かもしれませんが。

世の中には結婚ができないと嘆く方がたくさんいます。どうしたら結婚できると思いますか?

男でも女でも、普通に働いて普通に生活している人なら結婚できないはずがないんですよ、男も女もそこら中に歩いているんだから。それなのに結婚ができないのは「選んでいる」から。裏を返せば、自分が選ばれたい、特別になりたいと思っているんですよ。何様のつもりなんだ、っていう話です。

しかし、現実問題、人は少しでも良い条件を求めて選びたがるものだと思います。どうしたら林下さんみたいなマインドになれますかね?

パートナー(結婚相手)に対して経済力だとか容姿だとか、いろいろな条件を求めるのは「自分がそれに依存して生きている証拠」なんですよ。なので、まずはそういうものに依存しなくても生きていける自分をつくることです。見た目が多少ブサイクだろうが、自分のことが好きで一緒にいてくれる人と生活した方が幸せになれるに決まっている。

ビッグダディ インタビュー画像7

なるほど。相手に何かを求めるということは、その何かに依存するということですもんね。

だから、結婚したあとに俺に対して「こういう風に変わってほしい」というようなことを言うのはルール違反だと思うんですよね。それは俺が変わるということ。あの結婚したときのお前が好きな俺じゃなくなっちゃうんだぞ、と(笑)

結婚後にそういうことが問題になり、価値観の違いとかスレ違いとかが生じてくるわけですね。

まぁ、それが原因で別れることになっても良いんですよ。相手にとって俺が唯一無二の存在とか、そんなわけないんですから。俺は別れるときに「俺より良い男なんてたくさんいる。だからお前には何のデメリットもない」って言って別れるようにしてるんです。

これはべつに優しさとかじゃありません。真実だし、その逆もしかりで、「俺にとっても、もっと他に良い女がいる」ということですからね(笑) 結婚なんてそんなものかと。

とても参考になりました。林下さん、今回は貴重なお話ありがとうございました!

まとめ

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恋愛感情がない、性欲がない、結婚相手を選ばない、依存しない。

波乱万丈な林下さんの人生は、そういった独特なマインドの上に成り立っているものでした。

今回、林下さんが聞かせてくださった話は、多くの一般人にとって共感できるというものではないのかもしれません。しかし、考え方の一つとして非常にたくさんのヒントが含まれていたように思えます。

今、恋愛についての悩みを抱えているみなさま。林下さんを見習って相手を選ばないようにしよう、とまでは言いませんが、自分がパートナーに求めるものについては今一度、しっかりと把握しておくと良いかもしれませんね!

ビッグダディ(林下清志)インタビュー

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この記事を書いた人

ラブマ編集部。恋活、婚活、遊びの出会い、大人の出会いなど幅広くヒトの出会いにフォーカスした記事を執筆中。

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